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ひとり出版社や小さな出版社、ZINE・クラフトプレスの制作者、独立系書店などが一堂に会する淡路島ブックマーケットに行ってきた。#20250518 #淡路島 #洲本市 #X-T50

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淡路島ブックマーケットに足を運んできた。

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全国からひとり出版社や小さな出版社、ZINE・クラフトプレスの制作者、商業作家、独立系書店などが一推しの本を持って集うイベントである。

淡路島は洲本市のS BRICKで行われた。

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旧鐘紡工場跡赤レンガ倉庫。
こんなに雰囲気の良い場所で行われるブックイベント。どうでもいい話だけど、イベントホールは終日15,000円で借りられるらしい。借り切って歌っちゃう?(歌わない)

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本が好きで、本屋さんが好きで、全国あちこちの書店や出版社、作家さんの情報を日々集めまくっている自分にとって、このようなイベントが地元兵庫県、そして淡路島で行われるとは夢にも思わなかった。開催が決まってから、ずっとずっと楽しみにしていた。

〈ずっと楽しみにしていた〉と書いた割には、雨の予報もあって行くのも面倒だなぁなどと思い始めていたのは、飲みにいく約束をしたものの、当日が近づいてくると億劫で仕方ないのと似ているなあと思う。

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でも、行って良かった。

何より、本を愛する人たちがこんなにたくさんいることに感動した。文字通り熱気に包まれていた。会場前でかき氷が売られていれば間違いなく腹を下すまで食べた。それくらい暑かった、熱かった。

そして、ファンの間では有名な出版社さん、ZINE・クラフトプレスの制作者さん、独立系書店さん、作家さん、詩人歌人などがいるのである。

うぁぁぁ、知ってます!
読みました読みました!!
握手してください!
買います、てか、買わせてください!

大興奮した。
ネットで知っていた人たちが、いま、ここにいる。
顔は知らないのに名前や本、社名は知っている。

この感覚がたまらなく楽しかった。
びっくりするくらい散財した。

本に出合いたい、と思う参加者たちもそう。
本を伝えたい、と願う作者出版社たちもそう。

「本」という媒体を通じて、エネルギーが生まれている。そういう場所に触れられたことに、ただただ感動する体験となった。本当に行って良かった。

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人生はロールプレイング。

ドラゴンクエスト生みの親である堀井雄二さん(洲本市出身)のサインも会場近くには飾られていた。そう、冒険をして、経験を重ねて、僕たちは人生を豊かにしていくのである。どうせならば、「そっち」で参加して経験値を積み上げたいね。

率直に言えば、羨望だけでなく嫉妬の感情もある。
僕と向こう側との間にある線は何なのだろう。

そんなことを考えながら、帰路、明石海峡大橋を渡った。