地元、明石で大きな火事があった。

地元を離れて暮らしたことがないので、街の景色のひとつひとつが僕の細胞のすべてになっている。ずっと存在したものが、みるみる焼けて瓦礫になっていく姿は、あまりに切なくて苦しい。
類焼の被害をうけた朝霧堂本舗さんは、四代続く和菓子の名匠。
あえて画像は載せないが、あれだけの大きな火事であったにもかかわらず、お店と名物を伝える看板は焼け残っていた。
生活と商売の再建に寄付もしたいと思っているし、そのような動きがないのであれば落ち着いた頃に働きかけてみようとも考えている。
「頑張れ」という言葉は、頑張っている人に酷になることもある。僕は僕の細胞のためにできることをするだけだ。


朝霧堂本舗さんの銘菓八つ房の梅は、明石天文科学館裏にある人丸神社の梅の花に由来する。やさしくておいしい薄紅に再会できることを楽しみに待ちたい。
※火事の被害があった明石銀座通り、魚の棚商店街周辺は、西端の通った明石小学校の校区になり、今も友人たちが住み商売を営んでいるエリアです。