ジョギングやウォーキングのときはGRIIIxを持ち歩くことが多いのですが、そこは軽量カメラとレンズX-T50とxf16-50mmf2.8-4.8 r lm wrの組み合わせ。ウエストポーチにもばっちり収まってくれました。フォト散歩が捗りそうです。
明石海峡大橋を本州明石側から撮影。高台の公園から、空と街並み、わき立つ雲の様子を狙ってみました。
写真も川柳も、主題に対して周囲をどう足し算するか引き算するか考えているときが楽しいのです。明石の人間にとって海は当たり前の景色ですが、日常と海の間には「線」があって、それを越えて踏み入れた瞬間に覚える感覚は、いつだって少年の冒険に似ています。
それにしても暑い。土曜日ですが、こんなに人の少ない大蔵海岸海水浴場も珍しい気がします。猛暑、酷暑。海で遊ぶ光景も、やがてむかしむかしの思い出話になっていってしまうのでしょうか。
JR朝霧駅前の樹木は散髪をしてもらって涼しそう。焦がそうとする太陽に、伸ばそうとする元気の対比がいかにも夏の景色です。
夏の空はカーブの向こうに。
今年の夏は何を想って過ごしていくのでしょう。何を置いて過ぎていくのでしょう。普通に生きていくことも大変な暑さですが、「この夏」は、やがて「その年の夏」になって風を送ります。それらしい景色をつかまえて、記憶にとどめていきたいですね。