経費削減。三田市での打ち合わせを終えたあとは、神戸市北区、加東市、小野市、三木市の下道を抜けて加古川へ向かいました。きらきらした川の様子も撮影したかったのですが、あいにく、うまく車を停められる場所とタイミングがありませんでした。
三木市内で撮影した田園風景。奥には小さな山が連なり、淡い雲を浮かべた空が広がっています。風が気持ち良かった。
高校時代は吹奏楽部の部長をしていました。定期演奏会を終え、部長として最後の挨拶を部員皆の前ですると、全員が立ち上がって歌ってくれたのが井上陽水さんの少年時代だったのです。泣きましたよー、感動した。いつ練習していたのか、まったく知らなかったのでただただ泣いた。自分にとって究極の青春ソングです。
青空に残された私の心は夏模様♪
この一枚を撮影しながら、当時のことを思い出して口ずさんでしまいました。あの頃は希望ばかりだったのに、気が付けばもう、30年もの月日が流れたのですね。
時は優しく、そして残酷ですよね。泣いたとて、もう届かない憧れがあるのです。